指導医だより

紀南病院にてめっちー指導中の医師を中心に、めっちー卒業生、関連病院の医師から、厳しくも為になるお言葉の数々

人生のジェネラリスト

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瀬口先生、投稿待ってました!!

金子先生のブログに登場していた写真の中の先生の笑顔をみて、とても嬉しい今日この頃です。

再び紀南病院内科の仲間に入れていただける日を楽しみにしております。

 

さて、今日は患者さんからいただいたメッセージを紹介したいと思います。

 

私の仕事へのモチベーションを支えてくれているのは、紀南への思いのほかに、

患者さんとのふれあいがあります。

これはどこの土地で仕事をしても、変わりません。

患者さんには医学的なことだけでなく、いろんなことを教えていただいています。

多くの困難を一緒に乗り越えた患者さんとは、その分絆も深くなる、と感じています。

 

そんな患者さんから、今日は心に響く一言をいただきました。

 

もっと"ジェネラルに"世の中をみて、いろんな人生経験しなさい、というメッセージでした。

 

具体的には、仕事ばかりしていないで、もっと自分の健康を考えたり、

職種の違う人たちと交流をもったり、周囲に目をむけたりしなさい、

とにかく、恋愛や結婚など人生の大きな喜び事に関心をもちなさい、ということ。

まるで私の両親の気持ちを代弁しているかのような内容です・・・。

私がどういう人間なのか、ということを、短いお付き合いの中でとてもよく理解し、

私のことを心から考えて贈ってくれたくれたメッセージだと感じました。

 

いろんな人からよく言われることですが、なぜ心を打たれたのかというと、

"ジェネラルに・・・"という言葉を聞いて、はっと気付かされたのです。

 

私は医師として、ずっとジェネラリストをずっと目指してきました。

守備範囲の広い医師を目指してきましたが、

この世の中全体から見たら、私の目指す医師としてのジェネラルな世界は、

とても狭い世界なのですね。

 

私の頭の中はいつも紀南地方の医療のことでいっぱいです。

これも、客観的に見たら、すごく狭い、偏った世界の中にいることになるんですね。

 

"人生のジェネラリスト"

 

医師としてのジェネラリストではなく、人生のジェネラリストを目指す気持ちで

世界を広く見渡せるようになる自分を想像したら、

目指す世界は広くなるのに、なぜか、来月からの紀南病院での2度目のチャレンジも、

以前よりもっと気楽に、もっと楽しくやってゆけそうな気がしました。

 

私にとって大切な言葉になったので、自分の胸にしまっておくだけでなく、

愛する紀南のみなさんにもぜひ共有していただきたいと思い、投稿しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

抄読会

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こんばんわ。紀南病院 内科の瀬口です。

医師になって4年目で、学年的には後期研修なので、今は紀南病院で総合内科勉強中です。昨年4月に紀南病院に赴任してはや1年半がたちました。最初はわからないことだらけで、毎晩遅くまで自分の患者さんの病気に関して勉強している毎日でしたが、最近はある程度こなれたというか逃げ方・時間のかせぎ方を学んだのか、せっぱつまった勉強を余儀なくされる回数は減ったように思います。怠けてるがけかもしれませんが・・・(汗)

その分、勉強したいテーマを選ぶ余裕ができたこともあり、実は以前からずっっっとやりたかった抄読会を最近始めました。以前、紀南病院へ研修にきてくれた冨田先生も提案してくれていましたが、研修医主体で行う抄読会であれば指導医のみなさんにも迷惑をかけず、最新の知識を研修医も指導医も得られるということもあり、指導医が知識をつければ最終的には紀南地域の医療の質向上になるかななんて考えています(大げさですね)。ただ新しい知識を自分が手に入れるということは自分の成長を感じることにもなり、仕事のモチベーション向上には有用かなと考えています。

 

もちろん日々、患者さんにいろいろと勉強させてもらっていますので、患者さんにすぐ還元できるような勉強をしたいなと思い、高齢者のエビデンスをテーマにしています。先月はBAFTA studyという超高齢者のAf・AF患者にwarfarinを使うことの有用性を調査したstudyを読みました。「年齢はwarfarinを使うことの禁忌にはならない」というメッセージは非常にインパクトがありました。

先週は「積極的な血糖降療法が予後を改善するか?」についてのメタアナリシスを金子先生に読んでもらいました。血糖にこだわるよりも血圧をしっかり下げたほうがいいんだなと思ったので、今度は「超高齢者の降圧が予後を改善するか?」について調べたHYVET studyを宮津先生に読んでもらいます。今日、ビールを飲みながらなんとか自分も読み終えたのですが、おもしろい結果でした。今週の抄読会も楽しみです。

ただ論文を批判的に読むということがまだできないので、筆者の思惑に乗せられている感覚があるのが、自分としては不満です。論文をいっぱい読めば否定的な見解が持てるようになるのでしょうか?批判的吟味をすることのむずかしさを最近、とくに感じています。勉強するしかないですね!

研修医のみなさんへ ~あったかい場所~

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はじめまして

10年目研修医の中前範子と申します。

1年半ほど前まで、紀南病院に内科医として勤務していました

 

自称、世界一紀南地方を愛する医師です。

 

現在は大阪府にある市立堺病院総合内科に勤務しています。

都市部の研修病院における指導医という立場で、元気な研修医の先生と

一緒に日々楽しく外来・病棟業務に携わっています。

 

そして、来月からは、再び紀南病院の内科医に戻ります。

 

紀南病院で地域医療研修中もしくは研修を修了された研修医のみなさん、

お忙しい中、ブログへの投稿ありがとうございます。

 

皆さんがどのような気持ちでどのような研修されているのかが、

とてもよく伝わってきました。

先日も、皆さんのブログを読んでいたら、涙が流れてきました。

いろんな思いがこみ上げてきました。

 

日々、陰ながら、紀南で頑張ってくださっている皆さんを応援しています。

 

また地域医療研修を終えられた先生方が、それぞれの場所で活躍されていることも、私にとってはとても励みになっています。

今後のみなさんのことも、勝手に陰ながら応援し続けます。

 

紀南病院には、きっと、皆さんのブログに元気をもらっている関係者が

たくさんいるはずです。

ぜひ、今後も負担にならない範囲で、皆さんの研修の様子や思いを教えてください。

 

また、へき地を知らない人たちにとっては、へき地で働く医師の仕事や気持ちに

触れられる機会は、実はあまりありません。

楽しいことだけでなく、つらかったこと、苦しかったことも、

遠慮なく発信してくださいね。

  

皆さんの研修元の病院の先生方にも、ぜひ読んでいただきたいですし、

いろんな病院の指導医の先生にも投稿していただけるようになったら

素敵だなぁ、と思います。

 

 

へき地・都市部にかかわらず、その土地の医療に携わるということは、

医学的な知識だけでなく、その地域を知ることがとても大切です。

 

あちこちきれいな観光スポットをめぐることも、おいしいものを食べに

行くことも、特に短期間の間に地域を知るには大切なんです。

遊ぶ時は思いっきり遊んで、紀南地方がどんなところなのか、

人々がどんな文化の中で生活しているのか、たくさん学んでいってくださいね。

 

 

 

私が紀南病院の内科医だった頃も、都市部の研修病院の指導医の立場に

なった今も変わらずに願っていることは、

 

紀南地方を訪れてくれたすべての人にとって、

紀南地方が"あったかい"場所でありつづけてほしい、   ということです。

 

慣れない土地でがんばってくださっている研修医の皆さん、

"あったかい"気持ちで研修医の先生方を受け入れてくださっている

紀南病院・紀和診療所のスタッフの皆さん、住民の皆さん、患者さん、

研修医の先生方の研修元の病院の皆さん、

そのほか関係してくださっているすべての皆さんに、

心から感謝申し上げます。

 

これからも、紀南病院での地域医療研修を通じて、

"あったかい"絆が育ってゆくことを心から願っています。

 

 

 

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