紀南病院 看護部について
病院長からのメッセージ
紀南病院 病院長 野口孝

東に熊野灘をのぞみ、西はミカンの花咲く丘に抱かれ、患者さまはもちろんのこと、紀南病院スタッフもこの自然の優しさに幾度となくそれぞれに癒された事でしょう。その事実が「看護は愛」を実感させ、各部門の仲間たちと皆で自分たちの職場を「魅力ある病院」にしようと最近立ち上がりました。新米も中堅も、そして看護部長はじめ管理職者たちも、「やる気のある者だけでなく、やる気がなくて迷っている方も」、看護の道に行こうと決心したその時の熱い初心に立ち返って、一緒に当院で青春しましょう!
いろんな思いで闘病する方々に、西洋医療一辺倒の治療だけでなく、補完・代替医療を十分導入した日常的な看護を提供することが21世紀の医療です。24時間患者さまのそばに付くことができるナースの絶対的な特権を尊重する立場から、KINAN病院では、
K:患者さまは、 I:いつでも、 N:ナースの、 A:愛を、 N:望んでいます。
Welcome to KINAN Hp,please!
看護部長あいさつ
紀南病院 看護部長 宮向井ちとせ
目まぐるしく変化する現在の医療情勢のなか、平成17年電子カルテ・平成18年10対1看護・平成19年化学療法室・平成20年訪問看護・平成21年がん患者の会・DPC導入と、紀南病院も変化の連続にさらされています。当院にとっても、また看護部にとってもますます慌しい毎日ですが、当院看護師の持ち前の明るさと助け合い精神で、「地域の住民に信頼され、満足していただける質の高い看護を提供する」という看護部理念のもと、日々努力しています。
当看護部は、まだまだこれから成長していく段階です。1人ひとりの看護師は勉強熱心で、院内外の研修にも高い参加率が出ています。看護研究も教育委員会を中心に活発に活動しており、三重県看護協会研究発表会で2年連続選出されて、東海北陸大会で発表するという成績を収めました。また当院には現在認定看護師はいませんが、今後積極的に育成していきたいと考えており、職員にも研修参加を呼びかけているところです。
紀南地域の住民のみなさんに喜んでいただける、思いやりのあるやさしい看護が提供できるようこれからも努力していきたいと思っています。
病院概要

紀南病院は、三重県最南端の熊野灘をのぞむ小高い丘の上にあります。当地域の気候は一年中みかんの取れるほど温暖で、そのためか元気なお年寄りが多い地域です。人口区分では高齢化率30%をこえており、近未来の高齢化社会を先取りしています。
当病院の病床数は療養病床40床を含む288床で、いわゆるケアミックス病院です。急性期から慢性期まで幅広い看護を展開する事が出来ます。病院内では、医師、看護師をはじめとして、コメディカルの方々との雰囲気もアットホームで働きやすい職場です。
| 名称 | 紀南病院組合立 紀南病院 |
|---|---|
| 所在地 | 三重県南牟婁郡御浜町阿田和4750 |
| 病床数 |
一般234床・療養40床(医療25/介護15)・結核10床・感染4床 合計288床 介護老人保健施設きなん苑 100床 特殊診療部門 人工透析23床(82名) |
| 看護職員数 | 紀南病院174名・介護老人保健施設きなん苑10名 |
理念・方針・目標
理念
方針
- 安全安楽を追求した看護を提供する
- 人間として尊厳を重視した看護を提供する
- 地域住民のニーズに対応した看護を提供する
H22年度目標
- 看護者の倫理綱領を全看護師が理解する
- 倫理綱領を実践に活かすことができる
教育
教育目標
- 組織の一員として、看護部の目標達成のための役割行動がとれる
- 現場の教育を基盤に、専門職としての知識を深めることにより根拠に基づいた責任ある看護実践ができる
- 対象を尊厳ある一個人であることを認識し、礼節をふまえた行動ができる
平成22年度教育計画
レベル1(新採用者・2〜4年目対象)1.紀南病院職員として看護者の倫理綱領を理解し基本的姿勢を身につける
2.日常生活援助を通して、基本的看護技術ができる
3.プリセプターの役割を通しプリセプターが新人看護師と共に成長できる
|
(研修内容) ・新採用者オリエンテーション ・リフレッシュ研修 ・倫理研修 ・新人研修 ・プリセプター研修 ・1年を振り返って |
レベル2新しい知識や技術を習得し現場で活かすことができる |
・災害時看護研修) ・感染対策の基礎の基礎 |
レベル3診療報酬について知識を深め、ベテラン看護師として、又、師長・主任としての役割を果たすことができる |
・診療報酬とは |
遠隔授業

平成20年10月から三重県立看護大学と衛生放送により、大学から送られる授業を当院にて受講可能となりました。10月から3ヶ月間かけて「看護研究」について、尾鷲総合病院の看護師さん達と一緒に学んでいます。
また毎週木曜日に、札幌医大からの遠隔授業も他のコメディカルと一緒に受けています。
研究活動

看護研究を継続していく中で、地域の患者様に質の高い看護が提供できるようにと、毎年各部署で看護研究に取り組んでいます。三重県立看護大学の先生方や看護協会研修で学んだスタッフを含む教育委員が主になって指導を行っています。1年に1回の院内看護研究発表会をはじめ、三重県看護研究発表会、東海北陸看護協会研究発表会、全国国保学会発表会等に積極的に参加し、成果を出しています。
新卒者支援
全国的に新卒の離職率が年々高くなっている現在、新卒離職率0%という当病院の実績は、紀南病院が新卒の方にとって働きやすい職場であるということを物語っています。
その原因は何かと考えた時、先輩看護師が口をそろえて言うことは、「プリセプターの存在」です。
卒業し国家試験に合格しても、医療現場で実際仕事をするようになると大変不安なものです。しかし紀南病院では、新卒者一人一人に卒後2〜3年目のお姉さん的またはお兄さん的存在の、指導者というより相談者に1年間ついてもらい、助けてもらいます。この先輩指導者をプリセプターといいます。
